仮想通貨元年とも呼ばれた2017年が開けて、以前からネガティブな情報として知られていた「bitcoin(ビットコイン)」。
ですが、bitcoin(ビットコイン)は発行開始から10年の時が流れ、今後さらに「取引/投資活用」として人気を託す勢いとなっています。
2017年以降、仮想通貨利用者は大幅に増え、注目度も高まりつつある中で「ビットコイン」を含めた仮想通貨を、これから取引きや運用をはじめてみたいと言う方向けに、このページにてご解説します。
ビットコインや仮想通貨の簡単なおさらい、紙幣(現金)とどう違う?
ビットコインや仮想通貨を簡単におさらいしましょう。ビットコインは、そもそも「仮想通貨」の中の1通貨にすぎないものの流通量が多く、仮想通貨に詳しくなくても「仮想通貨といえばビットコイン」と考えている人も少なくはない事でしょう。
仮想通貨というシステムは電子データが最重要であり、分散型ネットワーク「ピアツーピア(P2P)」を介し、通貨発行や売買取をおこないます。そのため、従来の紙幣式の「国や中央銀行のような存在」が中心となって機能している訳ではないのです。
ビットコインの場合、通貨単位は「1 BTC(ビットコイン)」や「mBTC(ミリビットコイン)、μBTC(マイクロ・ビットコイン)」などと呼び、運用を開始されて以来、ビットコインの価値や仮想通貨そのものの価値は年々上昇しています。
ビットコインや仮想通貨をはじめる為の口座「ウォレット」
では、ビットコインや仮想通過の運用をこれからはじめてみたい場合どうすれば良いのか? その場合、まずは「ウォレット」が必要になります。
仮想通貨における「ウォレット」は保管場所、つまりの銀行口座に近いものです。仮想通過やビットコインなどの「口座番号」は27~34桁の英数字で作られています。「ビットコインアドレス」などを聞いたことはないでしょうか?
この「ウォレット」を作る方法は複数ありますが、仮想通貨の人気が高まる中で、今ではオンラインウォレットのサービスが数多く立ち上がっています。
「オンラインウォレット」サービスを選ぶ大切なポイント
「オンラインウォレット」は、業者が運営するサイト内に設置することになりますが、もちろん、業者側の不手際などがないともいえないモノのため、これにも1つのリスクがあります。
そのため、オンラインウォレットを作る際は、どの管理業者を選ぶかがとても重要になります。今や「オンラインウォレット」のサービスを提供する業者は世の中に沢山存在しているからです。
仮想通貨口座「ウォレット」を作る場合は、信頼性や事業・事業者の透明性が必要となるのです。また、実際に自分が使用するウォレットサービスを選ぶにあたり、重要なポイントになるのが「業者の信頼性」の他、対応している仮想通貨の種類やセキュリティ面です。
1つのウォレットサービスにて、ビットコインの他、Ethereum(イーサリアム)、Ripple(リップル)、Litecoin(ライトコイン)などの仮想通貨を管理・取り扱いできることは利便性がありますよね?
有名どころのbitFlyer(ビットフライヤー)、Coincheck(コインチェック)
今やテレビCMでもお馴染みで日本発のウォレットサービス「bitFlyer(ビットフライヤー)」は、ビットコインを始め、計6種類の仮想通貨に対応しています。
ビットフライヤーは暗号システムや暗号化技術を導入する他、ユーザー側のセキュリティにも配慮したサービスを提供。日本国内初のオンラインウォレットで、日本人に最も親しみのあるウォレットサービスであるとも言えます。
この他、同じくテレビCMを展開する日本発のオンラインウォレット「Coincheck(コインチェック)」は、13種類の仮想通貨に対応し、現在日本最大級クラスのビットコイン取引所となっています。
この他、日本発祥の仮想通貨「monacoin(モナコイン)」を管理できるオンラインウォレット「Zaif(ザイフ)」も日本ではおなじみのサービス。Zaif(ザイフ)は、手数料がマイナス設定のため、取引する度に仮想通貨が少しだけ増えていくユニークな設計になっています。
このように、仮想通貨のブームに火が付き始めている日本では各サービスが揃い始め、異なった特徴があることを敷いておくことも大切なポイントです。
これから「仮想通貨を始めてみたい」と言う利用者はしっかりと各サービスを比較・検討しつつ、仮想通貨に関する最新情報を定期的に確認しておくことが大切なポイントとなります。
コラム アドバイザー/ライター