富士川町の幻の日本酒「本菱」が120年ぶりの復活を果たし、2月22日より限定1,000本の予約販売を開始した。
まち育てプロジェクト「まちいくふじかわ」を主催するむすび株式会社は、製品化された日本酒5種の先行予約販売を2017年2月22日(水)より開始します。
酒の神様とみんなの縁がくれた幻の日本酒『本菱』
商品化を実現した120年前の幻の日本酒「本菱」は、酒米には富士川町産「玉栄」の50%酒米を使用。酵母には取扱いが難しい反面、華やかな香りと酸味のバランスが特長の「協会酵母1901号」を使用。火入れを1回にとどめ、原酒に近い状態で冷蔵保存し、瓶詰め前にもう1回火入れをして出荷します。
フレッシュな状態で保存したことで、華やかな香り、フルーティーな味わい、スッキリとしたのどごしを実現しました。必ず冷蔵保存し、早めにお召しあがりください。日本酒づくりはメンバー全員が初めての経験。商品企画から田植え、稲刈り、仕込みまでプロジェクトメンバーで実施しました。
かつて酒蔵として使われていた実家の納屋で『本菱』と掘られた2つの刻印をたまたま見つけたのがきっかけで、120年前の日本酒を復活させ富士川町に新しい地域資産をつくりあげることを目的とした「まちいくふじかわ」がスタート。
クラウドファンディングでメンバーを募集し、約1年の歳月をかけ、地元醸造店や酒米農家の協力を得ながら、“21世紀の本菱“を復活させることについに成功しました。伝えたい歴史やメッセージと共に5種類のラベルを作成しました。
赤:「祭りの賑わい」 赤は縁の象徴。祭りは祝いの象徴。誰かと祝いたい時にぜひ。
黄:「日の出に舞う」 日の出は出発の象徴。新たなスタートしたい時にぜひ。
青:「晴天に咲き誇る」 晴れ晴れとした気持ちのときに。何かが終わってスッキリしたときなどにぜひ。
紺:「夜桜を楽しむ」 ゆったりと夜桜を楽しむように、誰かとゆっくりグラスを傾けたいときに。
白:「まっすぐの美」 目標を見据えて、頑張る姿は美しい。凛とした想いとともに大切な人と一緒に。
本菱の復活をゼロからサポート頂いた酒蔵「萬屋醸造店」
寛政2年(1790年)から続く、山梨県富士川町の酒蔵。地元の米、水にこだわった酒造りを大切にしています。与謝野晶子の愛した酒「春鶯囀」は、山梨を代表する地酒のブランド。近年では、海外展開も積極的に行い、講談社「もやしもん」プロジェクトや山梨学院大学との日本酒共同開発なども行っています。
「本菱」
純米吟醸・本菱 720ml <清酒>
原材料:米(国産)、米こうじ(国産)
使用米:山梨県富士川町産玉栄100%使用
アルコール:16~17度
精米歩合:50%
製造:萬屋醸造店
販売本数:限定1,000本
ご購入はこちらから
https://machiiku.stores.jp/
▼これまでのプロジェクトの歩みはこちらからご覧いただけます
http://www.machi-iku.com/fujikawa
株式会社萬屋醸造店 〒400-0501 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1202-1
TEL(0556)22-2103 FAX(0556)22-4245